プリントする喜びを。チェキカメラInstax Mini Evoを購入しました


すぐその場でプリントして共有できる喜び。それを実現できるのがチェキというもの。

女性が使ってたりアイドル系のイベントで使われていると噂のチェキだがこれまでに使う機会がなかった。女性が使うものというイメージがあったしフィルムカメラがあるからわざわざチェキを使う必要を感じなかったためだ。実際のところ海外を旅していく中で現地の人々とのやり取りや撮影させてもらうなどといったことがあり、その場で印刷して渡したい場面がかなりあったため正直気になってはいた

そんな思いがある中で今月発売されたのがチェキのフラグシップともいえるカメラ『Instax Mini Evo』だ

Instax Mini Evo

クラシカルな外観、よりデジタル方面での強化がされたこのカメラはかなり強い注目を集めた。値段も2万代前半ということもあり手が出しやすく、とりあえず買っておくかという私みたいなやつも多いことだろう

この完璧な外観。クラシカルだけど可愛らしさもある老若男女問わず使ってても違和感がないカメラに仕上がっている。少々縦幅はあるがプリントをすることを考えると許容範囲内だ

最低限のボタンと操作。前面のレンズと軍幹部のダイアルのそれぞれ10×10で100通りのエフェクトが可能。多分ほとんどのエフェクトは使わないだろうけど気分によって変えられるのが楽しい。レバーを引くことで印刷できるのは非常に良いアイデアだった。これならフィルムを使う人にも気持ちよく使ってもらえるだろう

最大にして最強のデメリット。充電が本体への給電のみ、しかも今時micro-usb。これだけは本当に意味不明。今時のナウなヤングはmicro-usbを使っていると考えたのか?これさえなければ完璧だった

28mmF2.0のレンズということもあり想像より良い感じの解像度に感じた。実際PCに取り込んでみると2560×1920なのでスマホ以下のガビガビさではある

楽しみ方は色々。スマホ内の写真をプリントしたり、プリントした写真を逆にスマホに転送したり。アプリを使えばそういった楽しみ方もできるのでより幅が広がる

作例

作例として参考程度にご覧いただきたい。スマホに取り込む際には下の写真のように背景も自分で選択することができる

知っておくとよいこと

このカメラを買おうか迷っている人も多いと思うので知っておくと良いコトをいつくか。

・解像度を求めるカメラじゃない。甘さも含めた曖昧さを自分なりに楽しむカメラ
・共有する喜び、写真を手元にプリントする喜びをリアルタイムで楽しめる人用
・プリントもプリンターなどと同じと思ってはいけない

多分このカメラを本当に使いこなして使っていける人は多くないと思う。解像度も高くないし、プリントもハッキリしてはいない。だけど共有するといったことや自分で色々なエフェクトを楽しめる人にこそおススメなカメラだと思う。つまり…友達が多い人に優しいカメラだ

プリントする喜びを。

デジタルの時代だからこそ残したいものがある。富士フイルムは非常に面白いところを突いてきたなと感じる良いカメラに仕上がっていた。私自身もこのカメラを長く使うか今のところ全然確信を持てないけれど楽しさは感じている。フィルムも使っているから現像の喜びは知っているがそれとはまた違う、タイムラグのない喜びを得られるのはチェキならではだと思う

日々の生活を写真として形に、あなたの見てる風景を教えて欲しい。これはそんなカメラ。

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