福岡を跨いでやってくるは大分。
今回の九州旅は福岡・大分・熊本の3つなのだったのだがその中でも大分はダントツで良かった。人・町並み・自然・風土・フード(激旨ギャグ)など全て揃っている私的にはこれ以上ない感じ
といっても大分は非常に大きな県なので行けなかった名所も多い。少しどころかかなり急ぎ足になってしまった大分だが旅の流れをそのまま書いていこうかと思う
中津城
大分の始まりは中津城から。なぜか天下の座を目論んでいたことにされている黒田官兵衛さんのお城。いわゆる復元したお城なので内装的な価値はないのだけれど外見の渋さはかなり好み。周りの環境を見るに日本有数の水城なのは明らか。ロマンがありますねぇ…
宇佐神宮
古代からの長い歴史を持つ宇佐神宮にお参り。神宮特有の広い面積に自然を感じる造り。だけれども某東京の神宮みたいに混んでいないので心が安らぐ
何やらその部分だけに光があたっていて何かがいるような雰囲気を感じる。どなたかいますか?
杵築
ずいぶん遅くになってしまいましたがやってきたのは杵築。坂の武家町といえばここが有名でしょう。あまり施設が見れなかったものの私が好みの少し薄暗い時間になっていたので自分的には良い写真が撮れたかと(自画自賛)。あと無料の駐車場が多くて便利にしているんだなーと関心
高台からは杵築城を拝むことができた(行ったとは言っていない) まぁまたリベンジですね
杵築といえばこの風景。本当にこの坂が素晴らしい。武家町といえばという認識から一足出ているような感じで大分は面白いなとここで初めて認識
杵築、また来たいです。
別府
車を走らせやってきたのは別府。もう別府といえば温泉しかイメージがありませんでしたが実際にやってくると本当に温泉しかない(失礼) 小さな民宿ですら温泉を完備しているところが多くて満足できますね
別府で面白い温泉といえばここ竹瓦温泉。見た目も中身も趣のある建築で普通とは全く違う温泉が楽しめます。入浴料100円ですしね。面白いのは外見だけではなく砂湯というのがありまして1000円ちょっと払えばあっつあつの砂を体にかけて海で埋められている人みたいなのを温泉でできます(説明雑)確か時間は15分ほどで専用の服を着てやります。砂は10円玉のような銅の匂いがしてなんだか不思議でしたね
無骨でかっこいいこちらのタワーは日本電波塔の三男坊、別府タワーです。お気に入りの角度を探してもっと撮りまくればよかったかな…
有名な湯けむり展望台から撮ってみたものの予想より煙があまり出ていなかった。これは時間を間違えたかな…
そして始まるは別府地獄温泉めぐり。死んだように毎日を過ごしていますが既に死んでいたとはこれはたまげた。2~3時間ほどの余裕を持ってお楽しみください
各地獄には地熱を利用して飼育している特殊な生物が沢山いるので見ていても楽しい。ワニも沢山いるしもはや動物園だな
説明書きを見るのも面白くて今でこそ観光名物ですが昔まではここは田畑で、湧き出る異物に作物も育てられない正に地獄だったのだそう。昔は整備もされてなかったし事故もあったんかな…
湯布院
大自然の中を走り、かの湯布院へ。湯布院に行くまでの道が最高すぎて冗談抜きに事故りそうになって反省。景色キレイすぎて見ちゃうよ
私の中で温泉といえば箱根の印象なのですが、湯布院は泊まって楽しむ温泉街なのかなという印象。落ち着きというよりかは賑わいが似合う温泉街っぽいです
昭和レトロテーマパークなんかもありお爺さんお婆さんの琴線も狙い撃ちできるかもしれない。なんだか一時期のPSHomeを彷彿した私
緑が豊かだった金鱗湖。晴ならばここの自然が非常に心地よい。緑の色味が良くてまるで新緑のようだ
湯平温泉
大分は本当に温泉が多い。坂と温泉の組み合わせといえばここ湯平温泉。石畳を踏みしめるのが楽しく感じるのもここが風光明媚なのだからだろうか
ただ贅沢を言うならばこのような町並みを残せていればどの温泉街にも負けなかったと思うと胸が痛い。というか日本の町並みは昭和40年台から急激に衰退の一途を辿りますよね。まだやり直せるぞ
臼杵
大分の最終地点はここ臼杵。以前からずっと来てみたかったのがようやく叶った。そしてなんと今回は昔からツイッターで懇意にさせてもらっているKotaruさん(@Ling04LS )とフォトウォークをしてきました。ネットで知り合った人と実際に合うのは初めてでなんだか緊張しましたが同い年で同姓(関係ない)だったので初めのうちから親近感がありました。これがSNSの現代社会というやつか…
Kotaruさんと富士フィルムの話などしながらブラブラ撮り歩き。Kotaruさんは色々思考を張り巡らせながら撮影しているのを目の辺りにし「あれ?俺の撮影適当すぎかも?」とふと考えてしまいました。無意識のうちに思考停止とはたまげたなぁ
臼杵といえば二王座歴史の道が有名。ちょっと明るすぎるかもとは思ったので最初はパパっと撮って他のところへひとまず向かいます
この付近は色々なお寺があって写真冥利に尽きる。特に龍原寺は個人的に好みのお寺で、仏塔の渋さがたまらんかった…
お気に入りの一枚。やっぱり瓦屋根って素敵
そして再び二王座を撮影する。もう日も落ち始め良い時間になってきました。やっぱり夕日よりこの時間帯の光がいいんですよね
そして暗くなりぶらぶら撮影しているとお寺の住職さんにお声がけを頂き、お話をさせていただきました。すると本堂の光を特別につけていただきご説明などしてもらったり、果てには撮影もさせてもらったりなど本当にご親切にしていただきました。大分って…最高やな!
撮影するKotaruさん(左の闇)とご住職とご子息様。お寺のリンク載せときますね。なんとも面白いご住職様でした
この後はKotaruさんと居酒屋でお食事。カメラの話をしながら鳥刺しなどの絶品料理をいただきました。九州は料理が上手くて最高ですわ。ですが私の諸事情があり長く話せなかったのが非常に残念…まぁ完全に私のせいなので申し訳ない(´;ω;`)悲しみを胸に阿蘇へ車を爆走したとさ
すぐに気に入った大分でしたがまだ見れていないところが多い。今度はまたゆっくり来たいと思う