右京区
渡月橋
嵐山の名物と言えば渡月橋でしょうか
新緑豊かな春も咲き乱れる秋も雪化粧の冬も嵐山と合わさり全て美しい渡月橋
大混雑しますので余裕をできれば歩いての観光をおすすめします
竹林の小径
京都に行ったらここに行きたいと誰もかれもが言う竹林と言えばここ嵐山の竹林の小径でしょうか
あまりにも有名なので特に外国からの観光客でごった返します
静かな竹林を見たいのであれば朝六時ぐらいには着ておきましょう
桂川
嵐山に来たら必然と見ることになる桂川は外せない
ただ川沿いを歩いても良し船に乗るのも良し
写真を撮る名スポットですのでお気に入りの場所を見つけてみましょう
嵐山公園 亀山地区 展望台
桂川を上から眺めることができるのが嵐山公園亀山地区展望台です
竹林を通り抜けた先にあるので合わせての観光もできます
そんなに高台でもないので簡単に行けるのが良いところです
嵯峨嵐山駅
嵯峨嵐山駅は夜になると装飾が美しい
和風な柄の装飾が点灯するので若い女性なんかに人気な場所
観光が終わった後の待ち時間なんかにおすすめです
天龍寺
足利将軍家と後醍醐天皇ゆかりの禅寺として京都五山の第一位に君臨する天龍寺
拝観料が高額であるため個人的に何度も来る寺ではないと思うが庭園が非常に美しいため一度は着ておくべきかと思う
二尊院
「紅葉の馬場」と呼ばれる参道が紅葉の名所として有名な二尊院はぜひとも行ってほしいスポット
勿論嵐山付近に位置するので自然との調和が素晴らしいが個人的には伏見城から移築したと伝わる薬医門という総門が始まりの門としてとても良い
周辺の寺院と合わせて嵐山観光の名所として記しておきます
清凉寺
現在は浄土宗に属している清凉寺もぜひ見ておきたい
一説では比叡山延暦寺に対抗しようという意図があり愛宕山の麓に建立したとも言われているらしい
三門から釈迦堂まで伽藍の数は少ないものの建築美が光っているためぜひとも拝観しておきたい
厭離庵
幾度も荒廃と再生を繰り返している厭離庵も秋に訪れたい場所だ
11月1日~12月7日のみ一般公開されているあまり知られていない場所だが非常にコンパクトな大きさ
運が良ければ紅葉の絨毯が見られるだろう
祇王寺
平家物語にも出ており平家と深い関係がある祇王寺も紅葉におすすめな場所です
曇りだと厳かな雰囲気、晴れだと開放的な雰囲気と様々な顔を見せてくれます
大体周るルートは決まっているのですんなりと観光できるかと思います
化野念仏寺
嵐山付近でどこの寺院に行けば満足できるかと聞かれればこの化野念仏寺に他なりません
境内にある8000体の石仏・石塔群も圧巻ですしよく天龍寺付近にある竹林の小径と間違われるほど立派な竹林もあるので見所ばかりです
ただし現在は工事に伴い竹林の小径が閉鎖されているのでご注意ください
仁和寺
886年創建の皇室ゆかりの大寺院、仁和寺もぜひ行きたいスポット
応仁の乱という愚行祭りのせいで伽藍の殆どは消失したものの1600年代からの伽藍が立ち並び、国宝重文まみれの宝庫となっています
特に金堂と五重塔は必見ですのでぜひとも行ってみましょう
龍安寺
京都で一番有名な庭園と言えば間違いなく龍安寺の石庭でしょう
作庭者、年代共に不明というこの名庭園ですが桜の季節になると石庭に少し桜がかかり、言葉にできない美しさを醸し出します
有名なだけにかなり混む寺院ではありますので合間を縫って拝観しましょう
鹿王院
宝幢寺の開山塔だったものが応仁の乱を経て鹿王院だけ残り、現在の形になりました
まず入るとお出迎えしてくれるのが美しい紅葉の道です。これが新緑の季節だとなおのこと美しくなります
個人的には足利義光像や仏舎利、涅槃図などが見ていて感慨深かったのでそうした楽しみ方も良いと思います
広隆寺
603年聖徳太子から賜った仏像を本尊として建立した京都最古の寺です
その本尊が国宝指定第1号の弥勒菩薩像であり、どれだけの影響力があったかが伺い知れます
映画村から歩ける距離にあるので時間があれば行ってみると良いだろう
妙心寺
臨済宗妙心寺派の大本山であり禅宗のお寺である妙心寺はぜひとも行くべきスポット
ここがまた最高に渋く、法堂の迫力も舌を巻くばかりです。46もの塔頭があることから分かる通り無茶苦茶広い
しかし公開されている場所は限定されているのでよく確認しておくことをオススメします
退蔵院
妙心寺内にあるかの狩野元信による庭園で有名な退蔵院です
春だったら枝垂れ桜も見られるのでシーズンを見計らっていくことをおすすめする
西京区
法輪寺
日本三大虚空蔵があるお寺として知られる法輪寺も行ってみると良い
嵐山に位置し、少し高台にあるため上からは渡月橋を見ることができる
そこまで境内は広くないのでサクッと観光することができます
松尾大社
京都の中で最古級に列せられる神社の一つがこの松尾大社です
平安京遷都以降は加茂社と松尾大社を東の厳神、西の猛霊として並び称したのだとか
少しはずれの方にあるので時間を見ながら観光することをおススメする
月読神社
松尾七社の一社として数えられる月読神社も松尾大社と一緒に観光しておきたい
とても小さな境内ではあるが日本書紀にも記述があるとても古い神社
秋になると鳥居にかかる紅葉も美しいので時間があれば立ち寄ることをおすすめする
衣笠山 地蔵院
一休禅師が幼少時を過ごした寺であり竹林が多いことで竹の寺としても知られる地蔵院を見ておきたい
境内には平庭式枯山水庭園もあり、春には新緑・秋は紅葉と季節に沿った楽しみ方ができる
落ち着きたいときに訪れてほしい場所です
宇治市
平等院鳳凰堂
1053年に建立された極楽浄土を現世に体現して見せた平等院鳳凰堂は必須のスポット
歴史がありすぎて簡単には語れないのですが貴族が中世に多く豪華絢爛の寺院を建立しましたが殆どが廃絶し、今日でこの鳳凰堂が見られるのは奇跡に近いです
個人的には修復工事以前の鳳凰堂が渋くてよかったのですが…
宇治川
平等院付近を観光するのであれば宇治川を見ておきたい
流れは急で見ていて若干の恐怖感はあるものの川沿いを歩いていると自然と合わさり気持ちが良いです
付近には神社仏閣もありますので合わせての観光をおすすめします
仏徳山 興聖寺
本堂に通じるまでの一本道が非常に美しいことで有名な興聖寺はぜひともおススメしたいスポット
四季折々の自然で参道を彩っているためいつ来ても楽しめるスポットです
特に本堂は庭園と同化しているような風景なので建築美としても楽しめます
宇治上神社
創建時代不明の古社として知られる宇治上神社も抑えておきたい
特に神社建築として平安後期に建てられた本殿は現存最古の建築として国宝に指定されています
いつなくなってしまうかもわからない建築を早いうちに収めておきたいものです
黄檗宗 萬福寺
黄檗宗大本山の寺院である萬福寺もぜひ行くべきスポットです
伽藍の殆どは重文に指定されている萬福寺だが他の寺院とは違い、中国様式の唐寺のため少し寺院に飽きてしまった人にもおススメできます
ここまでの大寺院を見ることは中々適わないので中国独自の様式に注目しながら観光することをおススメします
伏見区
伏見稲荷大社
一年中大混雑を起こしている外国人御用達の神社といえばここ伏見稲荷神社でしょうか
有名なので説明は省きますが明治期にはすでに質素な千本鳥居が立ち並んでいました
頂上まで登ることができますので体力に自信があれば登ってみるのも良いでしょう。滅茶苦茶疲れますが…
伏見桃山城
かつて豊臣氏と徳川による城として歴史の中心だった伏見城も時間があれば一応行っておくのも良いでしょう
歴史にその名を刻んだ伏見城も廃城となった後は建築の殆どを他の城に回され更地に
今建っているのは伏見桃山城キャッスルランドという遊園地の名物として建てられたもので中には入れません。ただのハリボテですな
醍醐寺
秀吉の醍醐の花見でその名を知られている京都随一の大寺院、醍醐寺はぜひ訪れたい
境内には移築されたものも含めて大伽藍の数々があり、どこを見ても圧倒される造りである
特に平安時代の仏塔である五重塔はぜひとも下で拝みたいものだ
おまけ : 滋賀
延暦寺
滋賀の人には怒られるかもしれないが滋賀と京都に跨る比叡山延暦寺についても書いておく
現在修理中である根本中堂を含め大伽藍の数々が点々としているので自然豊かな季節に観光するのをおススメする
時間があれば京都から比叡山に向かい、そのまま琵琶湖方面へ下り日吉大社を拝観するのが良いだろう
さいごに
約130近く紹介してしまったがこれだけ行けば大体の京都を巡れるだろう
しかしまだ神護寺や常照皇寺などを書けていないので京都の観光は底が深い…
何度も行ってその魅力を体感したいものです
また訪れたら追加で書いていくつもりです
どうぞ京都を楽しんでください