ドイツ周遊の始まりはノイシュバンシュタイン城から|Euro6300Miles



1か月間のイタリア周遊は終わりを告げた

溶けるほどの蒸し暑さだったヴェネツィアから夜行バスを乗り継いでやってきたのはバイエルン州バイエルン・シュヴァーベン地方。バイエルンといってもソーセージを食べに来たのではない。この地域で圧倒的ともいえる知名度を持つノイシュバンシュタイン城を訪れるためだ

シンデレラ城のモデルにされたとも言われている名高き城ではあるが中世騎士道への憧れを持ち続けたバイエルン王ルートヴィヒ2世によって近世に建てられた悲劇の城でもある。そんな場所であるこのノイシュバンシュタイン城を私のドイツ旅の始発点とすることにしよう

その白き城

このノイシュバンシュタイン城へはミュンヘンからバスを乗り継いで訪れるかドイツ国鉄(DB)を使って来る必要がある。といっても人気観光地ではあるのでそこまで苦労することはない

麓には少しではあるが店頭も立ち並び不自由することはない。そしてその場所からお城までは坂を上っていく必要があり場所を使うか徒歩で歩くかのどちらかを選ぶことになる。といってもそこまでキツイ道ではないので高尾山ぐらいが登れるのであれば余裕であると思う

マリエン橋から見えるは城の全貌。ここの眺めからが一番美しいと言われているのでまず訪れるべき場所の筆頭であると言える

そしてマリエン橋から引き返さずそのまま進んでいくと更に山の上に登っていくことができ、より雄大な景色を見せてくれるが整備はされていないし下手をすれば足を滑らせてそのまま命を落とす可能性もあるので正直おすすめはしない

そして実はここで転んで軽度の打撲と木の枝が首に軽く刺さったのだが観光案内所の親切な女性が手当てとかバッグ預かりとか全部やってくれて本当に涙が出る思いだった

下に見えるのはルートヴィヒ2世の父君が住まわれたホーエンシュヴァンガウ城。湖の美しさも相まってその魅力が引き立っている

悲しいことがあるとするならば館内はツアー必須で撮影禁止だということ。だが…この城の魅力は中よりも外にあると感じるのでそこまで悲しむ必要はないと感じる。

マリエン橋はこんな場所に架かっている橋なので高所恐怖症の方や心臓が弱い方は注意しましょう

そして城だけではなくFussenではメルヘンを体現したような街並みが広がっているので城の自然とメルヘンな街並み。そのどちらの楽しめるので女性には夢の場所だろう…私は一人でいるわけなのだがそれもまたよし

ドイツの始まりは名観光地からであったが気分を高めるには充分であった。イタリアとは全く違う雰囲気の中で私がこのドイツを気に入るのは一瞬のことであった。この日本人と馴染みやすい雰囲気と観光地がなくとも楽しめるということを本当に理解することができた街であるシュツットガルトを次回書いていこうと思う

 

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