XC50-230mmという隠された高性能レンズ


富士フィルムのレンズは魅力的なものが多くて悩ましい所です

富士フィルムは基本的に高性能なXFシリーズと安価なXCシリーズがあります。それ故に安価なXCシリーズは性能も微妙だと思われがちです
私は以前にXC50-230mmを購入して今日まで使っていますが、使うほどにXFに引けを取らない良いレンズだなぁとヒシヒシと感じます…

特に私の場合、ネットオークションで12000円で手に入れたこともあり、お得感が普通以上に感じられました

外観

とはいっても安価なズームレンズであることは外見から伝わります。シルバーの塗装は安っぽいしマウントはプラスチック、筒部分は揺らすとカタカタ音がするといった造りですが、そんなのは承知の上。

このレンズを選んだ理由として多くの人が、50-230という高倍率ズームレンズを安く軽くお手軽に使いたいといった理由ではないでしょうか
使っていて思うのが、このレンズは「遠くにある動かない被写体を撮る」用のレンズだなぁということ。
あまり望遠を使わないが、稀に撮る機会もあるから持っておこうかなという人にはオススメ

作例

私のXC50-230mmを使った撮り方は、何かの間にあるもの縫うように撮るといった使い方が多いです
間に何かがあるけど普通のレンズじゃ撮りにくいから望遠使っちゃおうといった感じ

何気ない光景であっても望遠の圧縮効果で一味違った絵になります
ただ、このレンズは光量がないとかなり眠い絵になってしまうので順光をちゃんと読むことが重要

基本的に望遠側の方が条件が厳しくなる気がします。霧がかっていると青くざらついた粒子を感じます

私はXF50mmF2を持っていますが、絵の造りは全く違うと感じます。XC50-230はピント面はキッチリと写り、絵の全体は柔らかい表現で包まれています。逆にXF50mmは全体的にキッチリシャープですね

おわりに

特にこれといった内容はありませんでしたが、私のように望遠にちょっとだけ興味がある富士フィルムユーザーもいるのではないでしょうか

中古なら12000ほどで買える上に、お試しがてらに旅のお供に持っていけばその魅力もわかってくるのではないかと思います

安いですからさぁほら、お手に持って

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