もはや号令行事と化したWILDSWANの店舗であるC.O.Uの周年記念シリーズ
既に革小物は一式持っているつもりだし今回もスルーかと思いきや何やら気になるものが…
イングリッシュブライドルとは
WILDSWANSのブログによるとウィケット&クレイグ社によって製造されているイングリッシュブライドルは
ウィケット&クレイグ社は1867年にカナダのトロントで創業した後、1990年にアメリカのペンシルバニア州に拠点を移し、以来タンニン鞣し専門のタンナーとしては北米最古という歴史を持っている老舗です。
3万㎡という広大な敷地に巨大なピット槽を幾つも並べ、日々昔ながらのピット鞣しを行っているタンナーで、用いる原皮も厳選されており、繊維密度が非常に高く、耐久性に優れて厚みのある(5〜6mm)北米のステアを採用しているそうです。
イングリッシュブライドルは蝋を染み込ませてある所謂ブライドルレザーですが、ギン面(革の表側)を削らずに蝋分や油分を浸透させる、手間のかかるフルグレイン仕様での製革ですので、ギン面は非常に強く、傷が付きにくい仕上がりとなっています。
と説明されています
説明を見た感じだとかなりベイカー社のフルグレインにかなり近いという感じの印象
ただ、エイジングの過程を見るとフルグレインより表情が変わりやすいといった感じでしょうか
ベイカーブライドルは元の基質のまま艶を上げていく感じですがイングリッシュは別物のような輝きですね
普段ならスルーするはずが
私は無類のブライドルレザー好きですが金銭面や既に所持している財布を考えればスルーするのは必然なのですが
たった一枚の写真に心が揺れる…。この記事のアイキャッチにもしている写真です
ぐ、ぐうぅぅ…
実は私、ブライドル以上に赤茶系の色味に弱いのです
しかも気に入りながらも手放してしまった三つ折り財布”バーン”です。
やばいどうしよう。バーンですよバーン。何がいいのか少し書いておきましょうか
外にアタリが出ない
アタリというのは革と革が重なって押さえつけられることにより生じる「跡」です
WILDSWANSの財布はかなりの型でこのアタリが出るものが多いです
私が現在使用している廃盤となったSPANKER2なんかも羽型のアタリが出ます
基本的に小物入れ系は出ないのですが多少大型の型になるとちらほら出てくるこのアタリ
ですがこのバーンは外にアタリが出ません。外には
実際カード入れにカードを入れていると小銭入れのところに線が少し出てしまうのですが全然許容範囲
アタリを味だという方もいらっしゃいますが私はなし派なのでこれはありがたい
三つ折りってなんか素敵じゃない?
完全に私の趣味なのですが三つ折りって凄い素敵に感じるんですよ
悪く言えば長財布と二つ折りの中途半端な物とも言えますが逆に言うと良いところ取りしたものでもあるかと
このバーンはWILDSWANSの長財布である”WAVE”のミニ版とも言えるデザインですので大きい長財布を持ちたくないという方にもおすすめできます
ただ、ケツポケットに入れる使い方はおすすめできませんね…厚みもありますのでケツポケに入れたいならPALMかTONGUEを買いましょう
バランスの取れた収納力
小銭入れでは沢山入れられない札束もコインもそこそこ入れられるというのが強み。
まぁその分、バッグに入れるのか身に触れる距離に持つのか分かれるところではあるんですけどね…
バックパックより”ストロール”のようなお手軽なサコッシュで持っておきたい一品です
発売は8/25 午前11時から。様子見します
ここまで書いてきてもやはり実物見るまではわからない。実際もう私の財布類は一夫多妻を極めているので見極めなければならない
京都六周年記念シリーズは銀座・京都のC.O.Uで午前11時から発売開始です。
いつもよりは並ばないとは思いますがそれでもそこそこ並ぶのではないかと感じます。
私も行こうかどうか悩んでいます…どうするべきか
銀座10週年もあるんだ焦る必要はない…