革靴をもっと日常に。ORIENTAL“FG-3536”


好きだけど中々買わないもの、革靴。

何故買わないのかというと値段もそうだけどとにかく私は足の形が良くないので買ったはいいものの足に合わなくて靴擦れや履き心地など様々な問題があり手を出しにくいという気持ちがありました。でも絶対に自分に合う革靴はあるはずです。そんな中で出会ったのが日本のシューメーカーであるオリエンタルです

今回はそんな事情を抱える私によるローファー購入体験談をお話ししましょう

ORIENTALとは?

ORIENTALとは2016年に立ち上げられたシューズブランドで、その前身は1957年から奈良で創業した東洋製靴株式会社が元になっています。長年の製造技術を結集して作られたORIENTALというブランドは日本人の足に合うように作られており、ビジネスだけではなく日頃の生活に煌びやかさをもたらすようなカジュアルな魅力があるブランドとなっています

革靴と聞くと欧米のメーカーが浮かんできますが革靴という履き心地、日本人の足に合う靴という点で考えると中々難しいところがあるため、ORIENTALの丁度良さが個人的に好みでした。日本メーカーとしてはまだ知名度は高くはないですが値段帯的にはREGALより高め、三陽山長より少し安めと両者の真ん中くらいの位置かと思います

数々のモデルがラインナップされている中で今回私が選択したのはローファーになります

536 Split mocca loafer

今回購入したのがこちらのローファー。値段的には普通6万のものがセールで4万ほどでした。シボ革が特徴のこの靴は私の足に間違いなく馴染みます。問題となるのはそのサイズ感で、私は普通であれば27cm、靴によっては27.5cmといった具合ですがこの靴の適正サイズでいえば26cmでした。厳密に言えば右足の方が少し大きいので右足は適正、左足は少し小さいくらいのサイズ感なので普段と同じ認識で購入するのは禁物です

私が特に好きなのはこの横から見た時のレザーソールの色。勿論レザーソールなので石などを踏んでしまえばすぐデコボコになってしまいますし綺麗な状態を保つのはほぼ不可能なのですが見た目的に言えば間違いなく最高でしょう

ORIENTALはグッドイヤーウェルト製法で作られているのでソールが擦り減っても交換することにより長く履いていくことが可能です。それでも交換できて5,6回ほどでしょうからできるだけ擦り減らないソールにすることが大事なのでレザーソールは何回かにしてその後はダイナイトソールなどにするのがいいかもしれません

見た目的にいえば普通のローファーとは違い、スプリットモカがあしらわれているのでより一層エレガントに仕上がっています。革はイギリスのワイルド肉厚なシュリンクレザーが使われているので頑丈ながらも柔らかな感触で長く愛用していける一足になっています

カジュアルにもビジネスにも。どのシーンにも使っていける良さがあるデザインをしています。完全に馴染むまでにそこまで時間はかからないかもしれません。これからの秋のシーズンに向けて革靴を考えている方におすすめです

次の、一足を。

10年使っていける靴。そう考えるとなんだかお得でこれからの10年を楽しく過ごせる気がしてきました。普段はスニーカーが好きな私でも時には少しカッコつけたい時もあるのです。そんな期待にも応えてくれる靴なのかもしれません

革靴は大変な分、愛着が湧くものです。大事に履いていきます

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