LightroomでVSCOのKodak Ultra Maxを自分好みに改造する


どうやって現像しているのかという質問があったので短いですが参考程度に書いていこうかと思います

ちなみに前回書いたLightroom記事とは少しやり方は変わっています。まだまだ完成しているわけではないので日々あれこれ試しています

Lightroomの使い方からVSCOプリセットまで。FUJIFILMユーザーである私の現像を解説
今回この記事でLightroomの基本的な使い方から私がよくすること、「VSCO film」プリセットを使った現像まで一通り書いていこうと思います私の写真の雰囲気が好きな方も嫌いな方も何かの参考になれば幸いです

三種類のUltra Max

最近使っているVSCOは殆どKodak Ultra Maxですが私の場合、三種類を使い分けています

使用するのは

・Kodak Ultra Max 400

・Kodak Ultra Max 400+

・Kodak Ultra Max 400++

の三種類です。

それぞれで何が違うのかーっていうのは使ってみるとわかりますが白い幕?のようなものの量が違います。どこかブリーチバイパスっぽくもあるこの白い幕はハイライトを滑らかにするため非常に重要です。しかし影の部分では逆にわざとらしくもあるため写真によって使い分けているというわけです。

下の写真で3つを比較したので右側の影の部分や全体の白さに注目してみるとわかりやすいです

・Kodak Ultra Max 400

・Kodak Ultra Max 400+

・Kodak Ultra Max 400++

フィルムっぽさも明るさを調整することで緩和します。400+は少しだけ白い幕がありますが400はまったくなく濃厚な色味が出るプリセットです。ただ、やっぱりあったほうが色味は魅力的だと感じます

++までになると全体的に暗く、色味も渋くなります。なので調整もある程度必要なので慣れるまで時間がかかりました。バランスでみると400+が一番安定しているという印象があります

ハッキリとした話、+が増えるごとに自然さも薄くなっていきます。
プリセットを使うといっても自然さは大事というなら400や400+をオススメします

パラメータをいじる

私が今使っているこれらは一番最初の状態からかなりいじって使っています。全部の数値を言うのはちょっとあれなので参考程度に書きます

変更点・初期状態は青っぽいので個別に青の彩度を下げる、またはカメラキャリブレーションの青色に関するパラメータを下げる (私は-40~-45)

・明瞭度を-5~-8の範囲にして滑らかに

・写真によってシャープとノイズ除去のバランスをとる (例 : シャープ30 ノイズ除去15~20)

・粒子の適用量をゼロへ

・明るい部分と暗い部分の差が激しいと目に痛いのでその両者の差を少なくるために(明暗を)フラットにする

・基本は露出度で調整してそこからシャドーや黒レベル、ハイライトを調整

・その他好みの色味があれば各色相をいじる

まだまだ完全ではないですが大体はこんな感じです

元の表現とは別物になってしまっていますがそれはもう好みなので仕方ない。このUltra Max400は青みが出るプリセットなのでそこをどうするかが鍵だと思います

色をいじる際に感じたのが、赤・青・緑の三色を中心にしていじってみることが大切ということ。この三色を良く調整できれば他も何となく良くなっていくなという印象でしたので最初はこの三色から考えてみると良いでしょう

さいごに

やっぱり皆さん自分のレシピを公開するというのは御法度なので色んな人の現像を中々知る機会がないのが悲しいですが、私の場合は別に大したもんじゃないので書いておきました

VSCOはそのままでも非常にありがたいプリセットですがどうせなら自分好みに改造したほうが写真が楽しめると思います

また自分の中でいいパラメータの弄り方があったらその度書いていけたらなと思います

それでは

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