神奈川の大寺院を巡ってみませんか


神奈川生まれ神奈川育ち東京在住。今も心は神奈川県民な私だが意外とまだ行けていない神奈川のスポットは多い。というより神奈川は大きいので下の方まで足を伸ばす機会が少ない

そんな行っていない場所が多いなんてなんとなく落ち着かない。これは行かねばならんだろうという失われた神奈川県住民票が私を突き動かす。いざ大寺院へ

神奈川寺院巡り

やってきたのは川崎大師。実は初詣のバカみたいな長蛇の列の時に来たことがあったのだが人が多すぎて何がなんだか覚えていないのでまた来た。一応元川崎市民だし仕方ない

流石に神奈川屈指の大寺院だけあって賑わいもあるし荘厳さもある。建築物が新しいので渋さだけが足らないのが勿体ないところだが

七五三で子供が多かったので屋台などが出ていて境内が凄いことになってた。お坊さんも焼きそば頬張るのかね

少し場所が離れてここは国道駅。1930年に開業時から殆ど変わっておらず戦争時についた銃痕痕が未だにあるというレベル。1930年当時の写真を見ると真新しさもあってお洒落にも見えたのだが今となっては死臭漂う無人駅となっている

国道駅から歩いて訪れたのが曹洞宗大本山総持寺。1911年に石川県からここ横浜に移転してきた大寺院だ。建築物は基本的に真新しいものの、巨大であるため威厳があって大寺院らしい雰囲気を醸し出している

個人的にこの香積台の破風が気に入った。やはり建築は木造だよなと私の魂が言っている

他の建築物も半端じゃない大きさだ。一瞬新興宗教の建築物なのではと思ってしまうほどだ

大祖堂も写真では伝わらない規格外の大きさだ。コンクリートでもここまで大きいと荘厳に感じる

仏堂は1910年の移転当初に作られた木造。やはりお寺はこうでなくてはと手のひらを返す

更に足を伸ばしてやってきたのは金沢文庫にある称名寺。創建当時は大伽藍を擁した大寺院だったが鎌倉幕府の滅亡と共に衰退、江戸時代以降に現在に至る

見て分かる通り浄土式庭園の傑作だ。季節を楽しめる寺院なので何度も季節に合わせて来てみるのも良いだろう。ちなみに境内は犬の散歩もいいらしく、沢山の犬たちの社交場と化していた。犬に仏性はあるのか、仏教の長年の疑問点だ

この貫禄もといふてぶてしさ。猫に仏性はあるのかと問われればないと答えてしまいそうなほどだ。そんなしょうもない考えすら浮かんで来るのがお寺なのかもしれない。やはり寺院は落ち着く、また来ることとしよう

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