ルーマニアってどんなイメージありますか。そう、ドラキュラ。それ正解です
私もそんなイメージでそれに追加して東欧と言えばルーマニアってイメージでなんか冷たくて不愛想、営みが感じられない死んだ町とか失礼ながら散々なイメージしかありませんでした。多分以前行ったハンガリーのブカレストがそんな人が多かったのでそういう印象になってしまっていたのも否めませんが、嫌な出来事も覚悟してルーマニアへ入国しました。なお陸路で入国の際、警備が適当過ぎて入国スタンプがもらえず後にちょっと揉めるのですがそれは置いておきます
ヴェリコタルノボからバスでブカレストに到着。その後ホテルまでは地下鉄で行ったのですがギリシャと比べて綺麗すぎてビックリしました。いやギリシャが汚すぎるっていうのもあるんでしょうけど普通に快適でびっくり。西欧側の基準は間違いなく満たしていますね
ブカレストはあまり面白くないとブルガリアの首都ソフィアと同じように言われていますがそんなこともない、写真撮り的には。街中を見渡せば奇抜な建物も意外とあるものです
ブカレストのモニュメント、国民の館は独裁時代を象徴する建物の1つですね。これを撮影してる最中にアブか蜂かわからんゴミ虫に足を刺されてイライラしました
ブカレストには歴史深い有名なレストランがあるのですがそこで日本人ですか?私Kawaii?とくっそ可愛くてくっそ愛想の良いお姉さんに話しかけられ良くしてもらったので写真撮らせてもらいました。もうマジで最高ですこれだけでルーマニア推しになりました。日本でアイドルやらないか?
昔のルーマニアはストリートチルドレンも多くて治安が問題視されていたのですが全くそんな雰囲気もなく、快適安心でした。駅前でジプシー同士が殴り合ってたぐらいで可愛いもんですね。まぁブカレストに観光地がそこまであるのかと言われるとぶっちゃけないのでそこは事前情報通りでしたね
首都に魅力がないなら他の街に行けばいいじゃないということでやってきたのがシビウという街。もうね、街がザ・ヨーロッパなんですよ。どこも東欧らしさがなくてむしろ西欧の一部の国よりヨーロッパらしいというか…なんだか不思議
今回泊まったホステル?ホテル?はこちら。ここ最近はホテルよりこういうタイプの方が自由で楽しくて好き。もう昔みたいにドミトリーで我慢できなくなってしまったようです年ですね
シビウの街はコンパクトだけど街並みも綺麗でメルヘンなヨーロッパがそこにはありました。日本人が想像するヨーロッパの形に近いんじゃないかなって思いますルーマニアの街は
シビウの街で特徴的なのがこの出窓。なんか見られてるんですよね…と少し警戒してしまうようなこの窓はなぜこうなったんでしょうね
雨に降られたり晴れたり。初日が微妙でも翌日に天気なら少しの時間でも飛び出していきます。同じ場所でも天気が違えば他の街のようなもの。やっぱりヨーロッパは晴れですよ
シビウから列車に揺られてやってきたのがシギショアラ。これこそザ・ヨーロッパ。この中世感とメルヘンさ完璧です。これこそおとぎの国ですね。日本人というかルーマニアでアジア人自体殆ど見なかったのであんまりみんな来ないんでしょうけどそこが逆にいいところ
ハプニングは突然に。物凄い晴れだったのに一瞬で天気が変わってみるみる雨になっていき豪雨になってしまいました。高所から撤退して雨に一時間ほど打たれてもうダメかと思っていたらまた急に快晴になりまた同じ高所までダッシュで向かうという足が死ぬ案件が発生。沖縄じゃないんだから天気は固定して欲しいものです
そして最後の街、ブラショフ。ここも西欧そのものな街並みでそれに加えてみんな優しく、フレンドリーに話しかけてくれます。あまりのブルガリアとの違いにルーマニアにマイナスイメージを持っていたのが申し訳なくなりました。話していた人にブルガリアは微妙だったというとその人も「ああ…あの国はね…」と苦笑いしていたのでブルガリアはただ海にバカンス行く場所のような感じみたいです
綺麗な赤い屋根。向こう側からも街の全景が見れます。ただ、めっちゃ早い時間にケーブルカーが営業終了したのでやけ酒しました。人生でまた来るかどうかわからないけどその時までとっておくよ
ルーマニアには一週間くらいしかいなかったけどここまでイメージが変わった国っていうのは他に前例がなかったです。むしろブルガリアの後だからみたいな部分もありますがすっかり私はファンです。この国で旅を締めくくることができて良かったのかもしれません
トルコから始まり東欧諸国を周る旅、旅先での出会いも私の旅への意欲を駆り立てます。さぁ次はどの国に行こうか