中国地方の西側、山口県。なんかもう遠すぎて自分の中でほぼほぼ九州みたいな認識がある。東北で言うなら青森の位置。そんな場所にあるのでそう何度も行くことはできないと思う
悔いがないように山口を撮っていこう、今回の心意気はそんな感じ
山口を撮る
広島を跨いで山口へ進軍。まずはずっと行ってみたかった錦帯橋から。いやーこれはすごい。渡るのにお金はいるけど満足感は高い
お城の上から見てもわかるこの迫力。多分江戸時代から区画がほとんど変わってないんじゃないかなとわかる配置に少し胸が高鳴る
渋いお寺巡るのが大好きな私は今日も人の気配がしないところを彷徨うのだった。多分こういうのについて来てくれる人はあまりいない
国宝の瑠璃光寺は一度は見ておきたかった仏塔。公園内にあるので多分普通より変わっている運用形態だとは思うけど庶民に優しいとは思う。瓦じゃなくて茅葺屋根だからどこか優しくも古めかしい印象で大変にすこです
あとやっぱり山口と言ったらここ、秋芳洞。ここまで巨大だとは思っておらず普通に度肝抜かれた。正確に言うなら平日の連休でもない時間帯だったせいか私以外人がおらず余計にビビり倒した。でもやっぱり一見の価値はある
もうね、緑豊かで最高。日本でも珍しいカルストの代表格なだけありどこまでも歩いていけそう。昔はここで米軍の兵器実験？で破壊の危機にあったそうだけど文化を愛する精神と運動があったからこそこうして今見ることができることにありがたく感じる
そうそう、山口はお水も綺麗。無料で名水を汲めるところってたまに見かけるんだけどここのお水は最高に美味しかった。これだけの透明度があるからねぇ
ただの道路、されど一大観光地、角島大橋。この伸びていく道路、透き通る海と空。もう溢れんばかりの青春感が人を魅了するのかわからないけどつい気持ちよくなってしまった
あとここも有名な神社ね。あんまり魅力は感じなかったとだけ言っておきます。
実際に行く予定がなかった場所でも道案内の看板を見て、こんな場所があるんだーと行ってみるところも多々あるのが旅の良いところ。この地元に馴染んでいる感じがどうにもたまらん。現地のおじさんも良いところでしょと声をかけてくるくらい
あとは萩の街が好きだった。災害が少ないというおかげがかなり広範囲で街並みが残されていて区画なんかも古地図と見比べてもそこまで変化がなさそうだった。何より現地の人と話していてもこの街の文化を愛しているんだなと伝わってきたのが好印象。優しい街に触れると旅は思い出になるなぁとしみじみ浸る山口の旅。うーんまた来たい、次は食事メインでもいいかな
