10月23日、ついに詳細が発表されましたX-Pro3
ブラックは11月28日、デュラ2種は12月中旬の発売になる今回のPro3の発表は賛否両論様々な意見が交差しています。見た感じだとネガティブな意見のほうが多少多いかな程度の世論でこれからの体験イベントでどう意見が揺れるか楽しみなところである
そんなわけで10月26日の体験イベント前ではあるが現時点で私が気になったところを簡潔に書き連ねていこうと思う
好印象な点
ファインダー
私は以前の記事では”実際のところファインダーで撮れというスタンスのカメラであればEVFの強化は必須です。流石にこれをしないと方向性が定まっていないと断言せざるを得ません”と書きましたが、やはりファインダーを強化してきました
約369万ドットの有機ELパネルを搭載しファインダー倍率は0.66倍。フレームレートは100fpsとファインダーに集中させてくれるスペックに仕上がっています
それに付随して色表現もよくなっているので新しい世界を見せてくれるのではと期待できます
少し不安な点とすればProシリーズはTシリーズのような見やすいアイカップではないので日中での撮影か支障ないかという点が懸念事項ですかね
新フィルムシュミレーション
新しく追加されるフィルムシュミレーションであるクラシックネガが物凄い良さそう
以下の記事の写真を参考にしていただきたいのですが、まぁ写真の腕前は私とでは天と地すぎてどうしようもないことですがその色味に注目してみてください
今までの色表現とは違い、青を主体とした言うならばネオントーンのような色味です。ネット界隈ではこうしたプリセットも多く見かけますがそれがフィルムシュミレーションで再現できるのがすごい。少し自分好みにいじればまた違う表現に繋がりそうですしこういった青表現をどうしても再現出来なかった私にとっては期待が高まります
不安な点
ボディ3色の不安
今回のPro3はデュラも含めて三色展開となっていますが少し不安なのがデュラブラック
ネットの写真を見る限りブラックと言うよりはグレー、それもかなりくすんだ色味のグレーに見えてしまい、これに期待していた私は今少し不安になっています。かなり指紋が目立つ面もあるみたいなのでこればかりは実機で見ないとわからないところですが…
しかし今回は逆に普通のブラックが少しいつもとは違うみたいで、チタンボディの影響からなのかいつもの半艶塗装が落ち着いているらしいとの情報をいただきました。ラ○カの真鍮ブラックに魅入られていた私にとって今までの半艶塗装はあまり魅力的でなかったのですが光明の光が見えてきましたね
やはり操作性
今回の目玉であるこのモニターですがやはり海外レビューなどではシャッターチャンスを逃すと言った意見も多々あり、しかも私が懸念していたカメラを上に掲げての撮影は難しいようでカメラの上下を逆にして撮影するなんていう方法をやっているのを見て、「ああ、やはりそうだろうな…」と少し落胆
それに加えて三脚によってはLCDモニターが干渉して撮影しにくいことなんかもあるみたいである程度の不備が目立ちます
デザイン面を考えると悪いことばかりではないとは思いますがまぁ実際その四角いモニターが役に立つかと聞かれれば勿論…機能性はないですねはい。
そして富士フィルム君、明らかなウソはやめよう。
高い
余談ですが高い。
店頭予想価格はブラックが税別21万4500円前後、DRブラック・DRシルバーが税別23万9500円前後となっていてAPS-Cとしてはちょっと手が出しにくいプライス。完全な趣味カメラなのでそんなもんなんでしょうがこの値段に納得できるか否かは品質次第になりますね
さいごに
こんな感じで自分が気になったところを書いてみました
細かい部分を見ればいつもよりも地味に進化している所も多いのでよく確認してみることが大事ですね。そしてこのカメラは合う人は合うし合わない人は合わないカメラだと思うので喧嘩せず暖かくも冷ややかな眼で見ていきましょう
流石にX100シリーズもこれにしたら怒るがね