凄すぎて腰が抜けた宗教都市「天理市」に行ってみました


奈良といえば古代から神道・仏教ともに聖地ですが江戸時代に始まった宗教「天理教」がある天理市も有名です。私もかなり気になっていて一つの宗教の名を冠した都市はここが唯一じゃないのかな?と思っていたので今回はぶらっと巡ることに致しました。

天理市を巡る

天理市という名前になる前までは丹波市町という名前だった天理市。教団側としては山辺市を推していたようです。真偽の程はわかりませんが…ワクワクを抑えていざ街の中心へ

商店街を通り

天理市は人類皆が帰ってくる場所なそうのでおかえりという文字がよく見られます。7月には子どもたちが「地場」である天理に帰ることを「おぢばがえり」というらしいです

昼にも商店街を通りましたがそこまで賑わっている印象はあまりなかったような…一般的な商店街と同じ賑わいでした。ただ、随分長い商店街という印象でした。法被なんかが売ってるのが特徴的ですね

そして天理市はイチョウがすごい綺麗・・・ここだけでも一見の価値あり

奇抜な建築物たち

そして歩いていると何やら凄い建築物が見え始めてきました…そう天理と言えばまずはこれ

天理教といえばこの建物を思い出す人も多いのではないかと思います。市内にはこうした建物が数多く点在しており、この建物は病院となっています。とてつもない迫力…なんか千と千尋に出てきそうだ…

すぐ向かいのこちらは天理市役所です。なんだこの独特な様式は・・・どこをとっても目立ちますね。資金面での大きな支援もあり天理教と市は一心同体やらなんやららしいですが…詳しいことはわかりません

天理大学も同じ様式です。もはやお屋敷ですねこれは

そして中心部に近づくにつれ圧巻の建築がドンドン広がる。私はどこの国にいるのだろうと異国の文化に初めて触れるような感覚になってくる

天理教 教祖殿

まさかここまでだとは思わず、凄すぎて腰が抜けてしまいました…神道に属していた時代の名残だとは聞いていましたがまさかここまで巨大だとは…

人と比較してわかるこの大きさ。正直ここまで壮大な建物は古都奈良でも指折りではないかと思います。もはや写真では伝えきれない

私が行った時間は朝の早い時間でしたので周辺の天理高校の生徒たちが朝のお勤めをしており、修学旅行のようでした。何より世界が違うなと感じたのが一見ギャルのようにも見える女の子たちが法被を着て神殿内でお祈りをしているのが驚きでした。

私も中に入ったのですが他の人達は皆さん信徒の方々らしくバックパッカー1人でした…そしてお祈りを長く聞いていたので手振りとか言っていることとか覚えてしまいました。なんか妙に耳に残るんですよね

一個だけでも凄いのに東西南北にこうした神社で言うならば本殿のようなものが構えられていて規模の違いがハッキリとわかります。ただ、北側からの写真撮影はNGらしいので気をつけましょう。そっちのほうがもっと凄いのが悲しいところです。ぜひご自分の目で見てみましょう

石上神宮

日本書紀には神宮として伊勢神宮と並び記されている非常に由緒正しい最古の神宮だと言われています。古代には大和王朝の武器庫だとも宝庫だとも言われているそうな。初見ではびっくりしますが神使が鶏なので30頭ほどが放し飼いされています

物凄い可愛いですが近づくと逃げていくので人に懐いているわけではなさそうです

楼門は重要文化財、拝殿は国宝に指定されいます。拝殿は鎌倉時代に造られたそうで中に神宝が眠っているのでしょうか…ロマンを感じますね

さいごに

あまりに奇抜で巨大な建物にも圧倒されましたが、宗教を重んじて若者たちが行動し、それが町並みにも反映されているというのには正直な所感動しました。私は無機質な町並みに嫌気を感じているので 、そんなしょうもない住宅街なんかになるよりはむしろこちらのほうが好みです

天理教という宗教がありながらも古代から続く石上神宮との共存が垣間見えるのが良いですね。また機会があれば訪れたいです

それでは

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