Lightroom現像で自分の色を追い求める : 1


どうにも私には現像技術が欠けている…
最近は色々な人の写真を見る内にそんな風に考えるようになりました

ただ別物に写真を変えることだけが現像ではない…
そんな私の永遠のテーマ「現像」について今回考えていきたいと思います
といってもそんなに真剣なものじゃなくて自分の好みを探していきたいなと言う感じです

そんなこんなで遍歴から現像まで書いていきましょう

これまでの現像

色の遍歴

カメラをやっているなら自ずと変わっていくのが色の好みですね
かくいう私もかなり変容しています

順番としては

①買った当初 : コッテコテの彩度高めが好き
②買って1年 : 彩度低めがカッコイイ
③買って1年半 : コテコテまでいかなくても色乗りがいいのが良し
④現在 : 色乗りいいのも好き でも彩度低くても温かみがあるのが好き

と言った感じにかなり試行錯誤しながら好みが変わっていっています

現像もそれに沿って変わっているのでその遍歴も

現像の遍歴

色以上に悩んだのが現像です
現像一つで画像がかなり変わってしまうので、当時の好みが写真一枚でわかりますね

流れとして

①コントラスト高め彩度高めのバキバキ現像
②露出低め彩度低めの根暗現像
③元の味を活かしたスッキリ現像
④まるでCGのような意味不明現像

と言った感じに流れていっています

これには「現像」というものの考え方が変わっているので写真にも現れています
最初は「現像というものがわからず適当にいじり」次に「写真とはこんなコテコテなものではない」と思い自然な写真になり「いや現像はいじるもんなんだし作品として作るもんなんだし別にコテコテでも構わないんだ」と写真を撮るにつれて、私の考えがぶれにぶれまくってます…(写真もブレてる)

改心

Instagramの写真などはUltra Max系のコテコテでもいいかなとは思っていますが今の私はとにかく「透明感」が欲しいので元の写真を活かした現像をすることにしました

今してみたい現像がいくつかあって

・彩度低めだけど温かみのある写真
・色はまるっきり自然じゃなくても空気感のある透き通った写真
・色乗りがよく自然に見ることができる写真

の三点を今後の現像にしていくつもりです

今回やってみる現像は彩度低めでも温かみを感じられる現像をやっていこうかと思います

現像

はじめに

今回試す彩度低めな現像は西欧的なものに合うのではないかと思ったのでそれを想定してレシピを作りました
今度も調整していくとは思いますがまぁ現時点でということで

それではまずClassic Chormeを適用しただけの写真はこちら

イタリアのローマで適当に撮った一枚です
この写真を選んだ理由としては「白」を強調していきたいので建物の色と道路の。あとは車の赤がポイントになってくる写真かなと思ったので選択

正直このままでも悪くはないです。ただ少々潰れている箇所もあるのでさくっと持ち上げます

可もなく不可もなくな写真になりましたのでこれを基本とします

もしクドい写真にしたら

今回の現像で目指していきたいのはパキパキこってりな現像ではなく柔らかみを感じるようにしたいので明瞭度やコントラスト+は避けていきたい所です

ただもし適用したらどうなるのかも一応検証しておきます

下の写真はコントラスト+50、明瞭度+30にした写真です
正直な話、見ていて目が痛い写真ですね。少なくとも透明感の是非は微妙なところです

「自然な彩度」を-20してみると幾分か見れなくもない感じになりました

ただ、それでも温かみと言われると「?」なところがあるので微妙ですね

こんな感じで見ていて辛くなるような写真は避けていきたいのが正直な所です

私はいままでこんな感じの現像だったのでまだ平気ですが他の方が見られたら違和感がある人も多いのかなと勝手に感じました

自己流のレシピで

せっかくLightroomでいじれるんだしClassic Chromeをベースにしたレシピを自分で作ってみることにしました

基本的には各色相と温度をいじってイメージに近づけるように試行錯誤
写真の傾向も一律じゃないのでとりあえず二種類作ってみることに

1つ目は少し寒めのプリセット

2つ目は気持ち暖かめなプリセット

はっきり言って微々たる差ですけど幾分か暖色が乗ってるのが右の建物と車からわかります
満足度としては60%ほどですが、西欧によさそうなプリセットになったのではないかと思います

今度の目標としては色は乗るけど白が強調されていて温かみの空気感がある現像を目指していきます

最後に

かっこよく自分の色なんか言っても現実は厳しいもので理想には程遠いです
神がかり的にコツをつかめばトントンいけそうな気がするのですがまずは写真を撮ることですね

できればフィルムに触れて、写真の「透明感」を見てみたいものです…

それでは

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