コストコで生ハム原木が売ってたので白ワインと合わせて買ってきた


生ハム原木のある暮らしってどんな世界だろうか

スペインを小旅行してからというもの完全に生ハム原木の虜となった私。いやホントもうめちゃくちゃ美味しいんですよ。グラム数で指定して買えたり熟成パッケージに入ったものが買えたり…隣国だしポルトガルにもハム屋あるだろって思ってたら全然無くて泣きそうになったり…

そんな感じで生ハム原木と同棲したかった真っ只中にコストコへ行ったら生ハム原木がセールで売られているではありませんか
本格的な生ハム原木に手を出す前に登竜門的なこのコストコ原木を試してみましょう

コストコの生ハム原木

コストコで売られていたのがこちらのNOEL社のJamon Serrano(ハモンセラーノ)
ハモンセラーノとはスペイン語で「山のハム」という意味でイベリコ豚で作られるハモン・イベリコとは別物ですが安心と美味しさのスペイン産です

本来コストコで8000円近くするこちらのハムですがセールのときに買えば6000円ほどで購入することができます。ピレネー山脈で12ヵ月熟成させたものなので16ヶ月、24ヶ月熟成させた高級品に比べると期間は浅いですが一年も熟成させていれば十分でしょう

入っているのは2kgの生ハムと台座、説明書とナイフです。このナイフはえっらい切れるのでご注意。生ハムは冷凍から常温に戻します。その間に台座を組み立てていきましょう

説明書に書かれているものを見なくても作れるくらい作りは単純。ただ、木にぐいぐい釘をねじり込んでいく感じなので力は少しいるかも

完成した台座にハムを固定してあとは二箇所ぶっ刺していくだけです。そんなに深く刺さなくても固定される感じ。生ハムを取り出す際は油でベタベタになるので台所付近でやるのが良さそう

初心者によるカット

これが取り付けた図。ここから上の変色した部分と左右にある脂肪部分を取り除いていただきます

一気に上から全面削いでしまうと空気に触れる部分が大きくなってしまうので下の3分の1ほどの場所に切り口を入れてカットしていきます

そして現れるのがピンク色の肉。主にここを食べていきます。その前に切り落とした上の変色した肉は後々保存の際に被せ物として使うので保管しておきましょう

横の脂肪部分も最初にカット。黒く変色したジャーキー部分は私の場合普通に食べちゃってます。あまり良くはないんでしょうが…心配の方は加熱して食べてください

薄切りにしたのがこちら。最初のうちは薄切りにできるのですが段々と凹凸ができ始めると薄く長く切るのが難しくなってきます。切る面がキレイに真っ平らになるように切り進めるのが良いでしょう。個人的にはナイフの先っぽの方で刺し入れて奥から自分の体側に平行にスライスするような切り方が一番薄く切れるような気がしています

必要量のカットが終わればあとは最初に切った部分で蓋をしてラップを切り口にピッタリ貼れば終わり。保存の際は20度以下の乾燥した場所で保管するのが良いそうです

夏場の保管問題

涼しい時期ならば問題ないだろうが保存の問題となるのが夏場の生ハム保存

いくら高温のスペインで食べられているからといって多湿である日本も同じ保管方法したらアウト。肉に結露起きてそこから傷んでしまいます

実際私の家では風通しの良いところが皆無で夏場なのに極力マシなところにおいて保存していた結果……..生えました、大量のカビが。

それはもう白いポメラニアンのようなモフモフで覆い尽くされて最初はなんだろうこの物体は?という状態になりました。ただ、そうなったからもうダメということではなくカビが生えた部分を洗い流して表面を少しカットするだけで普通に食べられます

基本的には夏場以外での購入がオススメですが夏場でも風通しの良いところや涼しい地域でならばそこまでのメンテナンスなしに生ハムを楽しめるのでオススメかと思います

実際のところオススメか

実際生ハム原木はオススメかと聞かれれば私は最高です!生ハム無しでの生活は考えられません!と答えるでしょう

勿論スペインで食べたハム達に比べればグレードも落ちますがそれでも食べると生ハムの風味が広がりますし、そのままでは少し塩辛いという方にはクラッカーチーズとの組み合わせやアボカドとの組み合わせなんかで食べると最高です

ぜひ生ハムとの生活をご堪能ください

 

あっそういえばコストコで白ワイン買いました。一番コストコで売れているらしい白ワイン「ロバート・モンダヴィ」。豊かな果実の味わいと程よい酸味があとに来る感じで王道的な白ワインでした。個人的には酸味はもっとある方が好きかな。1500円ほどなのでぜひお試しあれ

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