小さき富裕国、城壁の国ルクセンブルグへ|Euro6300Miles



ドイツを後にして電車に乗り込んだ私。しかしここで初めて大幅な列車の遅れに見舞われる。ただですら乗り継ぎの時間が少ないタイトなスケジュールではあったが見事にご破産。DBのサイト上で経路を確認してチケットを取っただけなので駅からバスへの乗り換え場所も後の便に乗せてくれるのかもまーったくわからない

これは最悪野宿かもなと覚悟していたがバスのおじさんはああ遅延したんだ乗りなって感じで何事もなく終わりました。安心しながらバスに揺れて気付けばそこは小国、ルクセンブルグでした

おとぎ話しの中へ

ルクセンブルグは世界でも屈指の金融国家でありGDPも一人あたりでは世界一位と小国ながら強い存在感を示している。そして観光面でも最高でルクセンブルグカードという観光パスを購入すれば公共交通機関や観光施設が全て自由に使えるという大盤振る舞いであちらこちらで散財しなくて済む素晴らしい仕様でした

まずはじめに私が訪れたのがヴィアンデン。ここはヴィアンダン城が有名な観光地でリフトを乗っていって上からお城を拝むことも可能。非常にコンパクトなので3時間もあれば大体堪能できる

ヴィアンデンは古写真を見る限り昔と変わりない町並みが広がっている。お城だけは改修されてボロボロだったのが補強されたがそのようには感じさせない荘厳さがある

ヴィアンデンからバスを乗り継いでやってきたのがエヒテルナハ。ここは教会が美しく、自然と調和した美しい街並みを山の上から見ることができるためぜひ行くべき場所だ

その展望台へは少々山登りをする必要があるがひ弱な私でもいけるので多分誰でも普通に行けるレベル
町並みはあるくだけではもったいない。ぜひとも上から見てみよう

それでも最大の名所はルクセンブルグ市内。現代的な面と城壁などの中世から続く歴史的な町並みが混在しているので西欧諸国と同じ雰囲気を感じる。街は基本的に高台にあるので坂も多い。といっても基本的な観光地は中心部にあるのでそこまで心配しなくて大丈夫だ

余談だがルクセンブルグにはドミトリー(というかユースホステル)がひとつしかないと思われるので安く泊まるのであれYouth Hostel Luxembourg City一択である。食事もあるし普通に綺麗だしおすすめ

城壁の上から眺めるこの街並みは格別だ。今は観光立国を目指しているそうだが確かにわからんでもない。他の国のように観光客で混雑しているようなことはなく穏やかにその街の生活を覗けるような気がする

 

合間にルクセンブルグを挟んでしまったがまだ行くべきドイツの街が少しばかり残っている。旅もようやく中間を迎えたあたりだ。楽しんでいこう

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