昔歩いたフィレンツェをもう一度|Euro6300Miles



初めてフィレンツェに来たのはもう4年も前のことだ。革靴を買いに来たと断言していいくらい他のプランは決めていなかった私と友人たちだったがフィレンツェの街並みを広場から見たときは…ただただ見惚れた。それだけは覚えている

そんな思い出も過去となり学生ではなくなった私がまた花の都に行くことになる。特になにかしなければならないこともない、ただの通り道だから寄っただけだ。やることがないのであれば…昔友人たちと歩いた街並みをまた歩こう。それしかすることはなかった

世界一の花の都

以前は坂を登っていったミケランジェロ広場に優雅にバスでやってきた。バスの検査員はいやらしいやつが多いという噂があるのでちゃんと切符は前もって買っておいたほうが良い


フィレンツェは上から見るという点でいうならば完成度は間違いなく世界一だと私は思っている。世界にはフィレンツェ並の完成度を求めて京都に来る観光客もいるようだが…まぁお門違いだ

以前に友人たちと革製品を買いに行った場所を思い出しながら歩いていた。このGIOTTO LEATHERではそういやあいつがあれ買ってたなとかMANNINAで革靴買ったなとかスイスイ思い出せる

天気も印象的な雰囲気に変わっていってなんだか私は嬉しくなる。私が海外に行ったことがなかった頃のイタリアのイメージはこんな雰囲気だった

今や一人旅しかしなくなった私には刺さる場面ではあるがそこら中に幸せな雰囲気が溢れている。そんな中を歩くのはそこまで悪い気分ではないが旅もそこそこ経っているし少しの寂しさもある

寂しさのせいか私は日本人の方々がお店をやっている定食屋に足を運んだりしてつかの間の日本語タイムを過ごす。海外ではできるだけ日本に触れたくないという旅人もいるが私はそこまでタフガイじゃない

友人たちと歩いた道を一通り回想し終えた私はまたミケランジェロ広場に帰ってきた。やはり一日を終えるのであればここでないといけない

今日も一日は終わるが私の旅はまだ始まったばかりだ。戻りたい過去と街を重ねたりもするけれど、今楽しいと思えることは今が一番楽しめるのよというセリフはARIAのアリシアの言葉である。今私がすることは目の前にある現実をただ撮るのみ。そのためにまたこの花の街に来たのだから

今日もフィレンツェの街並みは暮れていく

 

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