地中海の秘宝、アマルフィ海岸をゆく|Euro6300Miles



イタリアの海を思い浮かべるとき、どの場所を思い浮かべますか

おそらく殆どの人はアマルフィを思い浮かべるでしょう。それほどまでに圧倒的な知名度を誇るリゾート地である海岸線であるアマルフィ。本来私のようなバックパッカーが行く場所ではないと思いつつも近くに行くとなれば行かないわけにはいかない。財布の紐を多少緩め、いざ海を見に行く

アマルフィへ

アマルフィと一言でいうが、実際アマルフィは海岸線沿いにある1つの街でしかない。殆どの人はポジターノなどのリゾート地も経由しながら楽しんで帰っていく。私もナポリを起点とし、電車・バスを利用しながら行くことにした

着いた当初は霧がかっていて夏とは言えない雰囲気の中であった。何よりポジターノは高低差が激しく荷重バックパッカーの私には中々酷な場所であった

ポジターノからアマルフィへはバスという手もあるが断然使うのであればフェリー1択だろう。美しい海岸線沿いの街々を見ながら風に吹かれる以上にやるべきこともない。なにせ車道は細く寿命も縮むほどだしレンタカーを使えたとしても私は絶対に運転したくない

フェリーで揺られること数十分、アマルフィへ到着。美しい街並みであるが最も難所なのがホテルだろう。リゾートにありがちな殆どの宿が高いのに中身は全然快適じゃないというホテルが多めな印象なので本当に気持ちよく滞在したいのであればそれ相応の金額を払うことになる

ちなみにここの高台では外国の富士フィルムユーザーと初めて交流した。フジユーザーはそこまで多くないのでかなり写真を撮っている人と合うと人種を超えてフジトークが展開される。ちなみに海外で見かけたフジユーザーの殆どがX-T20系だ。私は涙をのんだ

アマルフィを大体堪能したのであれば高台にある街ラヴェッロへ行ってみよう。下からは見えない絶景を目の前にすることができる。できれば夕日時にいたかったがバスの時間もあるのでそこは考えておこう

ネットでは熱海と変わらないなどの意見もあるがハッキリ言って全く違う。日本では見られない山々もあればしっかりとした伝統的雰囲気を感じる建築美があるのでヨーロッパ的雰囲気を海で感じたいのであれば行ってみるのも良い。ただし、混雑とお金の余裕は考えておかねばならない。私はまたリッチになれることがあれば来てみようと思う。うん、行けなそうだな

 

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