地中海に浮かぶ城塞の国、マルタへ|Euro6300Miles


シチリアを連日巡っていた私は少し疲れていた

シチリアはその歴史上高台に街が形成されることも多く、重い荷物を持ちながらの撮影歩きは普通以上の体力を消費する。そんな弾丸旅に少しの休憩を挟むことにした

その場所はマルタ共和国。海に浮かぶ城塞国家だ

マルタへ

マルタへは基本的にヘリかフェリーでのアクセスになる。ヘリなんて余程の富裕層でもない限りは使わないので勿論私はフェリーだ。マルタへ行くフェリーはカターニアかポッツァーロ発の2つになるが私はポッツァーロ発でヴァレッタからはカターニア着のフェリーを選んだ。イタリア側からは夜遅くでマルタ側からは早朝発という極端すぎる時刻表だが仕方ない。空港と同じようにパスポートコントロールや荷物検査を経ていざマルタへ。

豪華な船内を堪能しながら着いたのがマルタの首都ヴァレッタ…と言いたいところだが深夜に到着して翌日は朝からゴゾ島へ。マルタ島は英語が公用語に加えてバスも単純明快便利で観光しやすい場所なので離島にも簡単に行ける

ゴゾ島の中心はヴィクトリアだがそこから離れて海岸線沿いをブラブラするのも良いかもしれない。フェリーを借りられたら一番なんだけれども

ヴィクトリアに少し似ている古都がイムディーナだ。ここもヴァレッタからバスで1本で行ける。砦に囲まれた中に街が形成されているのは日本で言えば寺内町のようなものだろうか。豊かな日光の中で黄色い路地を練り歩くのが実にヨーロッパ的だ

マルタと言えば一番知られているのがコミノ島だろう。波が立たない日にはボートが宙に浮かんでいる様に見えると知られている美しい島だ。ヴァレッタかゴゾ島へ行く港で民間のフェリーに乗るかでアクセスすることができる。日本の最果てである波照間島ともまた違う色の美しい海だった

私が滞在の拠点として選んだのがヴァレッタだった。民家の一室で3泊ほどしたのだが正直もう少しいたかった。マルタの人々は親切で優しくこの温暖な土地で育まれてきたものなのかと少し旅疲れていた私には響いた

行こうと思わなければ一生行くことは叶わないであろうこのマルタ共和国。以前から一度は行ってみたい国として書いていたこの国だがようやく訪れることができた。ヨーロッパのリゾートとしての印象も強いが海と景観を見るためだけでも十分素晴らしい国である。ぜひまた訪れよう

眠い目をこすりながらまたシチリアへ向けてフェリーへ乗り込む
次に訪れるはシチリア沿岸の街シラクーサへ

シチチアの旅もゴールが見えてきたようだ